
我が家のサボテン「墨烏帽子(スミエボシ)」です。2種100円という激安価格で購入、めちゃ小さいです。購入時の身長は10cmほどでした。
墨烏帽子(スミエボシ)の生息地

墨烏帽子(スミエボシ)の育て方の前に、どんなところが出身地なのかを調べました。自然の生息地がわかれば育て方のポイントもつかみやすくなるはず!
スミエボシの原産地
サボテンの多くの原産地はメキシコ。
スミエボシの原産地が明記されている文献は見つかりませんでしたがウチワサボテンの仲間であるため、おそらくメキシコを中心とする北・中・南アメリカ大陸の乾燥地帯が出身ではないかと考えられます。原産地が西インド諸島とするものも多く見受けられますが、これは大航海時代に各地に持ち込まれ広く分布しているためではないでしょうか。いずれも温暖で乾燥している地域です。
スミエボシの自生環境
スミエボシが自生している地域の気候は温暖で乾燥している地域です。ゆえに乾燥にはめっぽう強い植物です。水を与えすぎると・・・腐ります。
墨烏帽子(スミエボシ)の育て方
| 科・属 | ウチワサボテン亜科 コンソレア属 | ||
| 水やり | 土の表面が乾いたらたっぷりと。冬は土が乾ききってから控えめに。10℃以下の場合はほとんど水やりは必要としませんが、乾燥が気になる場合は葉水をしましょう。 | ||
| 害虫対策 | 害虫はつきにくい方ですが、放っておくとカイガラムシがついてしまうことも。発生してしまったら水で流したり、隙間の取れにくい部分などにはマシン油のエアゾールが有効です。 | ||
| 肥料・植替え | 伸びた腕を根元から切って土に挿すだけで簡単に株分けができる優秀かつタフな品種。植替えは根づまりが起きたり水はけが悪くなったりのサインがあるときなどおよそ2~3年ごとが目安。生育期の直前である3月~4月が適期。植替え時に緩効性化成肥料を少量混ぜましょう。 | ||
| 備考 | 日当たりを好むが夏場の強すぎる日差しはNG、明るい日陰がベスト。耐寒性があり5度以上あれば十分に冬越しが可能。冬に水を与えないことで耐寒性が増すようです。日差しに当たることで黒っぽく変色してくるご様子。春から夏に生育し、冬に休眠する「夏型」です。 | ||
墨烏帽子(スミエボシ)の花言葉と風水
スミエボシの花言葉は「枯れない愛」「あたたかい心」「燃える心」などサボテンに由来された花言葉があてはめられています。一方で、欧米では「ロード・キル・カクタス」という名前で販売されているようです。。これは車に轢かれてできたタイヤ跡のようなデコボコと、薄っぺらさからつけられた名前だとか。…なんともユニークなサボテンです。
スミエボシの風水はというと、上に伸びるため「陽」の気を持ち合わせます。トゲの土台となる棘座(しざ)はありますがトゲ自体はなく触れるほどですので、サボテン特有の「邪気を払う」効果よりも、丸い形で連なった形を成形していくことから「人間関係を良好に保つ・人脈運を高める」効果の方が強いのではと筆者は勝手に思っています。
まとめ
墨烏帽子(スミエボシ)は育てやすく丈夫な品種で、増やすことも簡単なサボテンですので園芸初心者にも向いているのではないでしょうか。サボテンですがスミエボシはトゲがなく、ペットや小さなお子さんがいるご家庭でも安心して飾れます。我が家では植替え後、他のサボテンたちと一緒に「トイレ」に飾っています。笑
スミエボシの成長記録はこちらにまとめてありますのでよかったら覗いていってください。





