
きれいなロゼッタ状の葉の縁が赤く染まっていて可愛いのに、葉先は鋭く尖っていて「かんたんに触れるんじゃないわよ」と言われているような。。笑
サンセベリア・ピンギキュラの生息地

我が家に引っ越しされたからには末永く過ごしていただきたいと思いますので、自生環境を知るべくピンギキュラの出身地を調べてみました。
ピンギキュラの原産地
ピンギキュラはアフリカのケニアが原産地、「サンセベリアの女王」とも呼ばれ、ケニア東部の限られた地域でしか生育していないといわれる希少種だそうです。
ピンギキュラの自生環境
ピンギキュラはケニアの中でも特に乾燥した地域に自生しているようです。そのため過湿を嫌い、寒さに弱い品種です。
サンセベリア・ピンギキュラの育て方
| 科・属 | キジカクシ科 ドラセナ属(サンセベリア属) | ||
| 水やり | 生長期の春から秋は土がしっかり乾いてからたっぷりと。冬場は基本的に必要なし。気温が15度を超えるようになってきたら徐々に水やりを再開。 | ||
| 害虫対策 | ピンギキュラは害虫をあまり寄せ付けない品種です。冬場はほぼ断水状態で過ごすため、ハダニやカイガラムシを心配されるようなら葉水をしてキレイな状態を保ちましょう。 | ||
| 肥料・植替え | 肥料は春にマグアンプKのような緩効性肥料を与えるか、植替えの際に元肥を入れてあげると調子よく育ちます。ピンギキュラの成長速度は遅めですが、速めるためには月に1~2回、薄めた液体肥料を与えましょう。植替えは6~8月ごろの暑い時期でないと、冬場の根腐れにつながるようなので注意が必要です。 | ||
| 備考 | 原産地のケニアでも特に乾燥した地域に自生しているゆえ、乾燥に強く、過湿が苦手、寒いのは大嫌い。けれど過湿と気温に気をつければ特段手間のかからない女王さま。居場所は日当たりと風通しの良い一等地を選んであげましょう(真夏の直射は日焼け厳禁)。和名は厚葉千歳蘭(アツバチトセラン)。 | ||
サンセベリア・ピンギキュラの花言葉と風水
ピンギキュラには花言葉はありませんが「クイーン・サンセベリア」と呼ばれることから、なんだか気高く強い雰囲気が漂います。ちなみにサンセベリア全体の花言葉は「永久」と「不滅」です。…鬼舞辻無惨が探し求めていたのは、青い彼岸花ではなくサンセベリアなのでは。。笑
ピンギキュラの風水は、肉厚で鋭く尖った葉先があることから陽の気を発するとされ、悪い気を追い払う「厄除け」が期待できるようです。またサンセベリアは全般的にたくさんのマイナスイオンを生成するとも言われているため「癒し効果」もありそうですね。
まとめ
サンセベリア・ピンギキュラはケニア生まれの女王様でした。鋭い葉先はけっこうしっかりしているので、うっかり触れると痛い目にあいます。。
乾燥にはよく耐えますが、完全断水はNG。程よく面倒を見てあげましょう!虫をも寄せ付けずあまり手間のかからない品種ですので、忙しい方や管理苦手のうっかりさん他、園芸初心者さんにもおすすめです。
サンセベリア・ピンギキュラの成長記録はこちらで更新中です。





