
こちらはユーフォルビア・フェロックス、厳ついトゲ?針?角?を持つこれまた変わった植物です。電波を発していそうなそのトゲは最終的に灰色に変化していく渋いヤツ。高さ20~30cmにまで成長するそうなので大きくしてみたいと思います。
ユーフォルビア・フェロックスの生息地

ユーフォルビア・フェロックスを大きく成長させるにあたり、出身地および自生環境について調べました。
フェロックスの原産地
「フェロックス」と呼ばれる植物は他にもアロエやアガベがありますが、こちらのユーフォルビア・フェロックスは南アフリカが原産地です。
フェロックスの自生環境
主に南アフリカ南部の高原状の盆地に広く自生しているようです。乾燥地帯であり、日当たりと排水性が良い土壌環境なので、生育する際の参考にしましょう。
ユーフォルビア・フェロックスの育て方
| 科・属 | トウダイグサ科 ユーフォルビア属 | ||
| 水やり | 年間を通して土がしっかり乾いてから水やりを。冬場は乾きにくいため注意が必要。0度近くまで気温が下がるような時は断水気味にするほうが安全。 | ||
| 害虫対策 | 風通しが悪い場所で育てるとカイガラムシやアブラムシに侵される可能性があるようです。発生してしまったらこそげ落としたり、ベニカXファインスプレー等の殺虫スプレーで駆除しましょう。 | ||
| 肥料・植替え | 肥料は特に必要ない品種でやせた土壌でも成長は続けてくれるようです。ですが、株元などが黄色っぽく変色したり栄養不足のサインを出し始めたら、薄めた液体肥料や緩効性肥料を与えるか元肥を混ぜ込んだ植替えを検討しましょう。植替えは生育期を迎える4~6月頃がおすすめ。ユーフォルビア属は基本的に植替えは好きではないようなので2・3年に1度のペースでOK。様子を見ながらね。 | ||
| 備考 | 育成タイプは夏型。暑さ寒さに強く丈夫だが夏場は日焼けに注意し、冬場は0度以上を保てる環境づくりを。年間を通して日当たり・風通しともに良い場所で育てたい。 | ||
ユーフォルビア・フェロックスの花言葉と風水
フェロックスの花言葉は残念ながら無いようです。ユーフォルビア属全体の花言葉は「地味」「控えめ」「明るく照らして」ですが、それらがこのユーフォルビア・フェロックスに当てはまるのか…。どれもしっくりきません。笑
「フェロックス」という言葉はラテン語で「荒々しい」「凶暴な」「激しい」といった意味合いを持つようなので、「ユーフォルビア・フェロックス」の名前がそのまま花言葉になりそうな雰囲気ですね。。
フェロックスの風水はというと、鋭いトゲは「魔除け」「厄除け」効果を発揮するとのことです。玄関やリビングに置くと良い気も跳ねのけてしまいますので陰の気を持つとされるトイレや洗面所などに置くと良いみたいですが、フェロックスは日光と風が欠かせない植物。また、ジメジメした環境はNGなので気をつけてください。南の方角との相性が良いようなので、お庭やベランダが南向きなら栽培環境を整えながら風水効果も期待できそうです。
まとめ
鋭いトゲを持ちながらも子株を増やしながら群生するユーフォルビア・フェロックス、和名は「勇猛閣(ゆうもうかく)」です。厳つい姿ですが小さな株はなんだか微笑ましいですね。子株を切り離して挿し木することで増やせる面白さも兼ね備えていますので、形を整えながらチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
成長記録は以下に残していきますのでよろしければご覧ください。





